業務の効率化


GWが終わり、私どものお客様の多くは、展示会出展に向けて大忙しの毎日かと
思います。IT業界の方は、先週大規模イベントの第1弾が終わり、まずはほっとしている方も
多いのではないでしょうか。

ですが、イベントに参加するのが目的ではなく、参加者(来場者)からいかにして案件を
獲得するか、いかにして商談を成約するのかが本当の目的です。
(と、以前から言っていますが、なかなかそのようにいかないお客様のいらっしゃいます)

多くのお客様は、来場した方の個人情報を営業担当者へ渡して、フォローをしてもらうという
運用をしているかと思います。(弊社にフォローの依頼がないところについては)
営業担当者は、メールもしくは、電話にてアポイントの取得などに励まれているのでしょうが
他の業務、案件の対応もしながらですから、あまりはかどらないことが多く、気づいたら
5月が終わっていたなんてことはないでしょうか。

そういう時の営業の言い訳は決まって
「電話したけど、不在でつながらなかった」
「忙しくて電話する時間がなかった」
などではないでしょうか。

当然相手(コール先)も業務をしているわけで、電話したら必ずいるかというわけではありません。
なので、メールなどでのやり取りも増えるのですが、メールだと、相手に興味がなければ
返答はありませんので、やはり電話が効果的かと思います。

ちなみに、以前あるお客様のコールの中で、何曜日の何時が電話に出てもらいやすいか
という傾向分析をしたことがあります。
その際に判明したことは
最もつながるのが水曜日、最もつながらないのが金曜日という結果でした。
両者の差が10%くらいついていたので、これは非常に興味深いものでした。
また、時間帯でいうと、水曜日の午前中と木曜日の夕方がつながりやすく
金曜日の午前中と午後イチが一番つながらないという結果もでました。
(こちらは両者の差が15%近くになりました)

このことからもつながりやすい時間帯に効率よくコールしないといけないのですが
決まった時間を確保しずらい営業マンが多いでしょうから、どうしても空いている時に
コールして、不在でつかまらず、2,3回コールして諦めるという結果になってしまうのでしょう。
そんなことなら専任の人間(または業者)に任せるのが有効かと思います。

このような無駄をさせないことも立派な業務効率化ではないでしょうか。

見る人のことを考えたサイト

先日、仕事が終わってから、
あるセミナーに参加してまいりました。

講師は某有名レシピサイトのウェブデザイナー。
どんな方なのか?と興味半分でいたのですが、
とてもほんわか、優しいお父さん、といった感じの方でした。

内容は、ウェブの技術についてのため
ここでは割愛しますが、
講師がおっしゃっていた中で、印象的だったことがありました。

それは、
「常に、見る人のことを考えたサイトを作りましょう」
ということでした。


とても当たり前のことなのですが、
サイトを作成していますと、
SEO対策だとか、表面的なものに重点を置いてしまったりして、
その当たり前のことを、少し見失うこともあるのかなと思います。

技術がいくら進んだとしても、
検索エンジンがいくら優秀になったとしても、
実際に見ていただく相手は、人間なんだなあ、と、
あらためて感じさせられました。

たどりついたお客さまに、
有益な情報をご提供できるよう、
日々、精進していきたいと思います。

アクシデントにどう向き合うか

GWいかがお過ごしでしたでしょうか。

天気が大崩れした日もあって、
思いがけず振り回されてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
遊びにしろ仕事にしろ予期しないことは付きものですが、
GW中に目撃した2つのアクシデントについてお話ししたいと思います。


GW頃に毎年開催されている「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」
というクラシックの音楽祭に今年はじめて行って来ました。
(→たくさんのプログラムと手頃な料金、開放的な雰囲気がとても良くてオススメです。)

何百人も入るような大きなホールは満席で、
観客の視線はステージ上に注がれて開演を今や遅しと待ち構えています。
オーケストラの楽団員がステージに姿を見せ、それに続いて指揮者がゆっくりと現れます。
指揮者が指揮棒を振り上げまさに演奏が始まろうとしたその瞬間、
指揮者の動きが止まり、怪訝な表情を見せながら楽団員に何やら話しかけています。
さらに、客席を振り返って、中空を指差しながら不思議そうな表情を見せています。
何事が起きたのかと静まり返ったホール。
耳を澄ましてようやく聞こえる位のピーという微かな音が一定間隔で鳴っています。
どうやらこの音が演奏を止めてしまった原因のようです。
しばらくして音の出所が観客の携帯電話のアラームだということが判明すると、
指揮者のファインプレイに対し自然と大きな拍手が巻き起こります。
そして、拍手の余韻もそこそこに最初の緊張感を保ったまま平然と演奏が始まりました。
演奏に水を差すようなアクシデントでしたが、
何事もなかったかのような素晴らしい演奏でした。


もうひとつ。GWの最終日となった日曜日のこと。
地域によっては竜巻が発生したり、大雨と雹が降る大荒れの天気。
清澄白河の美術館で野外演劇の無料パフォーマンスがあると聞いて予定を組んでいたものの、
こんな天気でどうなるんだろうと心配でした。
ただ、美術館に着いた頃には雨もあがって、
併設された公演会場では椅子が並べられたり、役者が立ち位置を確認したり
着々と準備が進められており、予定通り開催されるのだとホッと胸をなでおろしていました。
ところが、
いよいよ開場時刻となり、観客が受付を通された途端にぽつぽつと雨が...。
開演予定まで15分というところで、会場は美術館の地下講堂に急遽変更となりました。

急な変更に右往左往する観客に対して、
劇団の主宰者が謝りながらテキパキと観客を誘導していきます。
屋内への変更はあらかじめ想定されていましたが、
直前まで屋外でやる方向で準備が進められていたため準備が追いつかず
役者、スタッフ、美術館関係者が大慌てで走り回っています。
講堂の床に座布団を敷いただけの客席に、100人近い数の観客が次々に通されていきます。
観客が円状に取り囲んだ、ちょうどこれから舞台となる場所に
再び劇団の主宰者が姿を見せて、
客席に通路を作ったり、照明、音響の指示を出したりと準備を進めています。
それと同時に
予期せぬ変更に戸惑っているであろう観客に対し、しきりに語りかけています。
「完全にテンパってます」という言葉とは裏腹な明るい表情で、ときおり冗談を交えながら。
そんな姿に触発されたのか、
新たに集まってきた観客に席を詰めたり、観客同士が協力するような光景も見られます。

準備が終わる頃には、会場は不思議な一体感と温かさに包まれていました。
開演時間は遅れたものの無事舞台の幕が開きました。
そしてラストシーン。
場所を講堂から雨があがった中庭に移し、
カラフルなフリスビーが雨上がりの空に舞っています。
開演前のバタバタをすっかり忘れるほどとても綺麗で
拍手はいつまでも鳴り止みませんでした。


この2つの出来事は、
アクシデントが発生した時点では良いほうにも悪いほうにも
どちらにも転びうる可能性があったのだと思います。
ステージという生き物を相手にしている場馴れしたプロだからできたということもできますが、
あえてマネできることを探すとするなら、
アクシデントに他の人を巻き込んだことが良い結果に繋がったのではないかと思います。
自分でも覚えがありますが、
アクシデントに遭遇すると、
どうしたらいいんだろうという漠然とした不安や予定が狂ってしまったという落胆が
自分の中をぐるぐると回り、自家中毒のような状態になってしまうことがあります。
そうした感情の一部を他の人に肩代わりしてもらうことが
アクシデントに向き合う上で非常に大切ではないかと思います。


ということで、印象深い経験のできたGWを過ごし、心身ともにリフレッシュできました。
これから暑い季節がやってきますが、引き続きよろしくお願いします。

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