デジタル動画が感情をコントロールする?気になるニュース

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デジタルで感情表現が難しいとお伝えした前回記事。

でも、その領域に踏み込む会社のレポートに驚きました。

今、デジタルで感情表現をコントロールする企業のニュースが気になります。

アンルーリー(Unruly)社について

『現在、オンライン動画のうち75%がYouTube以外の場で視聴されている。「Ad Age」が選ぶ広告主企業100社の90%がUnrulyを利用し、オープンウェブで、スピーディーに、且つ大規模にオーディエンスとつながっている。』
※ニュースリリース”動画アドテクノロジーのアンルーリー視聴者の動画広告への感情反応を測る アルゴリズムツール“ShareRank™”提供開始”から
https://unruly.co/jp/

この会社は2015年に日本法人が開設されており、今後、身近なイベントでも話が聞けるのではないかと期待しています。

この会社が開発した”動画による感情の動きを測るツール”は2015年に提供開始されています。

次のレポートは開発過程においてアンルーリー社が調査した結果のレポート。国民性が出ていて面白いと思いました。

■ 日本国内において、過去12ヶ月間に企業がウェブ上にアップした動画数は前年比57.1%の増加 (出典: Unruly Analytics)
■ 日本国内においては、動画広告掲載後にシェアされる速度が、世界に比べてやや遅い。日本では、シェア総数の30.3%が掲載開始から3日間に集中するが、これは世界の平均40.2%よりも低い。日数の経過と共に、1日当たりのシェア数は低下するが、この低下は日本では、世界に比べて緩やかに起こる。
■ 日本では、“温かみ”を感じさせる動画が最もシェアされている。続いて、”インスバイアされる、”嬉しい”と感じさせる動画がシェアされている。対する英国と米国では、”嬉しい”、”愉快”が上位の心理要素である。
■ 日本の視聴者が動画をシェアする最大の理由は、”他の人の意見を聞いてみたいから”。英国と米国では、”製品やサービスを勧めたいから”、ドイツでは”会話を始めるのに相応しいから”が上位である。

※上記ニュースリリースより
https://unruly.co/jp/

実は日本でも・・・

東京オリンピック開催までに、オリンピックを目指す選手にフォーカスしたキャンペーン。

『パナソニック社のBeautiful Japan 2020キャンペーン』がアンルーリー社をパートナーにしています。

感情の変化を測定し再編集したことでCTR6%達成と発表しています。

このCTR6%をマーケティング効果として、どう感じるかは意見が別れると思いますが、今後この数字が上昇していくのでは?と期待している方は多いと思います。

そして、その予測はアンルーリー社から発表されています。

2016年の動画広告のトレンド予測
『Video Advertising Trends To Look Out For In 2016』

※アンルーリー社Blog(英文)
https://unruly.co/blog/article/2015/12/18/video-advertising-trends-to-look-out-for-in-2016/

時代

ITが進化するとアナログが見直されたり。

時代は巡ると言われることもありますが、それは進んだ先にたまたま以前と同じニーズがあるのだと思います。

前回は手紙を題材とし、今回は動画について触れました。

そこにある共通点はマーケティングとは人の心を動かす活動であること。

あくまで手紙や動画は手段であり目的ではないことがわかったうえで、マーケティング活動を行うことが結果的にその時に求められる手段に行きつくのが面白いなと感じます。

Beautiful Japan 2020キャンペーン

4Kテレビに寄り添った活動ですが、個人的に今まで行われたどの4KテレビのCMよりも興味を引かれたCMでした。

私たちもお客様の心を揺さぶる目的と、それを実現できる手段でお客様との関係を築いていきたいです。

投稿者プロフィール

菊地 晃
菊地 晃
株式会社アイアンドディー
カスタマーリレーション部 マネージャー
コンサルタント

■ コンサルティング分野:
IT系全般・基幹業務(会計/給与/人事/販売 etc)、法務、ハードウェア、データベース 他