左か右か?


お昼特に食べたいものが思い浮かばないとき、駅の「箱根そば」へ行くことが多いのです。
先日、関西からみえたと思われる年配の女性客が「油揚げの入っているのはきつねか?たぬきか?」と尋ねられているのを聞きました。関西では「たぬきが油揚げ入りのおそば」、「きつねが油揚げ入りのうどん」なのだそうです。

東西の違いについて考える

東西の違いで思いつくものを挙げてみますと、桜もち…東京では薄皮ですが関西では道明寺ですね。ウナギのさばき方が背からか腹からか、とか、お餅の形が四角か丸か…おにぎりが三角なのか俵なのかなど色々ありますね。

最近マクドナルドが「マック」対「マクド」でキャンペーンをはってました。マクドナルドの発表によると、といってもトレーに敷いてある紙に書いてあったんですが、「マクド」と呼ぶのは11の府県で、ほぼ「マクド」のみなのは大阪、京都、奈良、和歌山、兵庫だけなんだそうです。意外に少ないことに驚きました。

メディアに度々とりあげられているにも関わらず、理由のよくわからないものが、「エスカレーターの乗り方」ではないでしょうか。
関東では左側に、関西では右側に立ちます。この習慣が定着し始めた時期は分かっていて関東では1990年ごろ、関西では1970年ごろだそうです。大阪では万博がきっかけという説があり、なるほど時期は合うのですが、混み過ぎていて片側空けるどころじゃなかったよ、と証言する人もいてどうも怪しいです。

この件についてラジオで聴いた、NHKのラジオ深夜便だったと思います、哲学者の見解が興味深かったのでご紹介しますと、曰く、左か右かどちらかということに意味はなく、左が正しいのだ、とのこと。

どういうことかといいますと、エスカレーターを労力を減らす装置と捉えるか、効率を上げるための装置として捉えるかの違いで、結果として多数派が左側に現れるというのです。つまり、関東で左側に立って乗るのは歩かずに済ます人(労力減)が優先だから、関西で左側を空けておくのは歩く速度を上げる人(効率アップ)が優先されるから、ということになります。

あくまで仮説ですが、視点というか分析の軸を変えると面白いことが見えてくるのだなあ、と感心しました。

安全のため、エスカレーターは歩かずに利用しましょう。

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