「よろしかったでしょうか?」という日本語のバイト敬語とビジネス敬語

街中やお店でおかしな敬語を耳にして”二度見”ならぬ”二度聞”きをしたくなったことはないでしょうか。

コール業界や電話営業をされている方は、特にそのような言葉を口にしないよう、気を配っている方も多いかと思います。

今回は、おかしな敬語その1として、実際に耳にしたおかしな言い回しをご紹介いたします。反面教師として、覚えておいて損はないはず!
さっそく見ていきましょう。

■ 本日のメニュー

1.「○○でよろしかったでしょうか。」という表現は正しい?
2. よく耳にする「○○という形で」という表現
3.「すいません」は間違っている!?
4. まとめ

「○○でよろしかったでしょうか。」という表現は正しい?

例)「カプチーノでよろしかったでしょうか。」

「○○でよろしかったでしょうか。」という言葉は、再度尋ねる時に使う言葉かと思いますが、最近は飲食店やコンビニなどでよく聞くようになりました。バイト敬語、などと揶揄されることもあるようです。

「○○でよろしいでしょうか。」が現在起こっていることだということに対して、こちらは過去に起こったことになります。

カフェなどで注文の確認を行う時だったら、現在起こっていることに対しての表現なので、やはり「○○でよろしいでしょうか。」のほうが正しいですよね?

確かに、「よろしいでしょうか」よりも「よろしかったでしょうか」のほうが、雰囲気は柔らかくなる感じがします。

しかし、言われたほうが凍りつく可能性も否定できません…。

よく耳にする「○○という形で」という表現

例)「こちらは禁煙という形になっております。」

この場合は、「こちらは禁煙です。」
もしくは「こちらは規則で禁煙になっております」

のほうが、すっきりしますね。

本来、「こういうルール(規則)です」と表現すべきところを、「○○という形で」としている表現も、耳にする機会があるのではないでしょうか。

これは「断定したくない」「責任を回避したい」といった、聞こえ方を柔らかくしたい心情が隠れているのだと思います。

柔らかい印象を与える=丁寧⇒敬語
という考え方に基づいているのかもしれません。

残念なことに、これをやってしまうと、文章が回りくどく、分かりづらくなってしまいます。事実を正確に分かりやすく伝えることがお仕事の、コール担当の方々は、特に注意していることが多いようです。

「すいません」は間違っている!?

例)「すいません、間違えました。」

つい言ってしまう「すいません」も、正しくは「すみません」でしたね。
口語では、「すいません」のほうが、耳にする機会が多いようにも思います。

少し話はそれますが、「すみません」という言葉、色々なシーンで使える便利な言葉だと思います。お礼するとき、人に話しかけるとき、謝罪するとき…などでしょうか。

便利なので、つい多用してしまいがちですが、同時に軽く受け取られることも多くあります。

そのため、きちんと伝えたい気持ちを言葉に表現して相手に伝える方が、より相手とのコミュニケーションを良好にできます。

お礼するときは→「ありがとうございます」
人に話しかけるときは→「恐れ入ります」
謝罪するときは→「申し訳ございません」「申し訳ありません」

「すみません」を使ってはいけないということではありません。
使う際には、「すみません。ありがとうございます。」ですとか、
「すみません。今、よろしいでしょうか。」など、

次に続く言葉を添えると「気遣いのできる人」だなとイメージアップすると思います。

まとめ

いかがでしたか?

一般的に柔らかい言い方が好まれる、という傾向が、おかしな敬語を生み出すきっかけになっているのかもしれません。

または、通常の言い方では言葉が足りない、と感じるからかもしれませんね。
ただ、その根本にあるのは、できるだけ丁寧に接したい、という素敵な心がけだと思いますので、言われても笑ったりせず、自分では言わないよう、注意していきたいと思います。

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