「SDS管理」「部署管理」「法令管理」「リスクアセスメント」の
一気通貫管理が実現

KOA株式会社 外観前景

KOA株式会社 様

業種
産業用抵抗器
利用範囲
複数拠点(全社展開)
取材日
2026年5月

インタビューにご協力いただいた方:

化学物質推進センター
高山様 / 山口様 / 坂野様 / 小倉様

KOA株式会社は、長野県を拠点にグローバル展開する電子部品メーカーであり、抵抗器分野で世界トップクラスの実績を持つリーディングカンパニーです。
1940年の創業以来、電子機器の基盤を支える高信頼部品を通じて、幅広い産業の発展に貢献しています。 主力の抵抗器は、自動車・産業機器・通信インフラなど多様な分野で採用されており、近年は電動化が進む車載分野やAIサーバー向けなど成長市場で需要が拡大しています。

同社では従来、各部門が個別のExcelで化学物質を管理していたため、SDSの保有状況や使用実態の可視化について、大きな課題を抱えていました。 また、頻繁な法令改正に伴う最新法令の該否確認や、増加するリスクアセスメント業務による現場の負担増も深刻化しており、全社的な業務品質の標準化と効率化が急務でした。

今回は化学物質推進センターの高山様、山口様、坂野様、小倉様に、「Dr.EHS Chemical」導入の背景や効果についてお話を伺いました。

導入の決め手となったポイント

AI-OCRによる自動読取と多彩な機能

国内データセンター採用による安心な環境

年間最大2,700時間の工数削減が見込める

1. Dr.EHS Chemical 導入の背景と課題

求められていた化学物質管理の可視化と業務効率化

導入を検討された背景には、どのような課題があったのでしょうか?

管理部門側からは、各現場部門が独自のExcel等で個別に管理・入手していたため、SDSの保有量や使用実態が、可視化されておらず、現場担当者によっては製品材料がどのような物質で構成されているかについての理解も浅い状態でした。その結果、SDS管理やリスクアセスメント判定において部門ごとに業務品質のムラが生じており、管理部門が求める業務品質レベルに達していませんでした。

また、全社的に安全衛生法をはじめとする最新法令への該否確認に非常に時間がかかっていたことが課題でした。SDSだけでは最新法令の該否確認ができず、法令改正のスピードが速い中で、どの物質が該当するかについてのチェックが追いついていませんでしたし、必要なリスクアセスメント件数が年々増加することで現場の負担も増大していました。

2. 導入の決め手

導入検討には不可欠だったAI-OCRによるSDSの読取と多彩な機能

システム検討を進める上で、 Dr.EHS Chemical 導入の決め手となったポイントはどんな点でしょうか?

真っ先にあげられるのは工数削減につながるAI-OCRによる自動読取機能ですね。導入検討はAI-OCRありきで進めていました。AI-OCRによる読取後も多彩な仕分けや管理機能があることが大きな決め手でした。

具体的には法令検索機能が充実していて、法令判定の根拠となる、NITE-CHRIPの更新頻度も高く、特に特化則や有機則などをはじめとする規制法令の含有量のしきい値を基にした法令判定も可能なため、課題だった業務品質の向上につながると思いました。リスクアセスメントも、Dr.EHS Chemicalのシステム内でCREATE-SIMPLEの判定が可能で、実施部署ごとの判定管理やCREATE-SIMPLEのVer管理など様々な管理機能に連携できるところも魅力に感じ、SDS管理、法令チェック、リスクアセスメントの一元管理による可視化が実現できると思いました。

また、Dr.EHS Chemicalのデータセンターが日本国内にあることがあげられます。弊社のセキュリティポリシーとして使用するデータは国内にサーバーが置かれている必要があり、海外のデータセンターを利用する場合は国際情勢によってデータを戻すことが困難になる可能性があると懸念を抱いていたため、この問題をクリアできるDr.EHS Chemicalを選びました。 何より弊社からの使い勝手に関する要望に対しI&Dが細かく対応していただける点や、アップデートの頻度が高い点も好評価でした。

3. Dr.EHS Chemical 導入による効果

将来的には年間最大2,700時間もの工数削減が見込める可能性も

工数削減効果について お聞かせください。

前述でも触れましたがAI-OCRによる工数削減効果がとても大きいです。SDSファイルのドラッグ&ドロップと簡単な操作でSDSの登録や法令判定が可能なため、従来のようにExcel表に組み込んで関連するリンクを貼ったり、自分たちで更新するといった煩雑な作業が不要になったことも大変助かりました。

全社で年間約4,000件のSDS更新と、リスクアセスメントを行っていますが、工数削減の指標として、3年後に全拠点で順調に稼働した場合、全社年間でSDS管理に
約1,200時間、リスクアセスメントで約1,500時間の工数削減効果を見込んでいます。

4. 導入後の反響と実際の使用感

導入後の反響や使用感についてお聞かせください。

トライアルから本導入までとてもスムーズに進行しました。Dr.EHS Chemicalは直感的に操作しやすく、次の操作へ進みやすいようにユーザーインターフェース(UI)の導線がうまく設計されていますので、操作説明会やマニュアルがほぼ必要ないほどです。誰もが操作しやすいシンプルなデザインでありながら、高度な機能がうまく組み込まれているところもポイントです。

余談ですが、安全衛生の関係者が集まる定例会でDr.EHS Chemicalの話題を出すととても興味をもつ現場担当者も多く、いかに現場がSDS管理やリスクアセスメントに課題を抱えていたことが明らかになりました。「早く全社展開して欲しい」という声も上がっています。

5. Dr.EHS Chemical への期待

今後、Dr.EHS Chemical に期待することを教えてください。

将来的には、クラウド内に蓄積されたCREATE-SIMPLEのデータを活用し、AIを用いた分析などにも期待しています。例えば、どの部署がどれだけ業務を行っているか、不適切な処理がないかなどを管理者側で可視化できるようになれば、弊社にとって更なるメリットだと感じています。今後、システムのカスタマイズや拡張性にも大きく期待しています。

導入を検討中の企業様に向けたメッセージをお願いします。

SDS管理、部署情報の紐づけ、法令チェック、リスクアセスメントの一元化により可視化を図りたい企業、特に CREATE-SIMPLE を使用する企業には、Dr.EHS Chemical は大変おススメだと思います。

企業情報

企業名 KOA株式会社
所在地 本社(アースウイング) 〒399-4697 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪14016 KOAパインパーク内
本店 〒396-8585 長野県伊那市荒井3672
創立 1940年3月10日
設立1947年5月24日(株式会社に組織変更)
資本金 60億3316万円
事業内容 各種電子部品の開発・製造・販売
URL https://www.koaglobal.com/
Dr.EHS Chemical を詳しく見る
Dr.EHS Chemical 資料ダウンロード

まるっとわかる!Dr.EHS Chemical サービス概要資料

  • Dr.EHS Chemicalの機能一覧
    (SDS管理・法令自動チェック・RA機能)
  • 実際のシステム操作画面イメージやダッシュボードのご紹介
  • 導入までの流れと安心のクラウドセキュリティ・料金プラン