「自律的管理」時代の安全衛生を支える。現場に寄り添う化学物質管理システム
オリエンタルモーター株式会社 様
- 業種
- 精密小型モーターおよび制御用電子回路、小型ロボットなどの開発・製造・販売
- 利用範囲
- 鶴岡、土浦、柏、相馬、つくば、高松など全社規模で展開
- 取材日
- 2026年7月
インタビューにご協力いただいた方:
生産本部
安全衛生担当部長 牧野拓司 様
生産本部
主任 勝村友恵 様
土浦カンパニー
製造技術部 主任 石堂公寛 様
信頼性技術センター
要素技術課 主任 牧野健司 様 (書面回答のみ)
オリエンタルモーター株式会社は、1950年の設立以来、精密小型モーターおよび制御用電子回路、小型ロボットなどの開発・製造・販売を手掛けるトップクラスメーカーとして、 お客様と共に生み出したモノ・コトを通じて誰もが安心できる社会を創造することをビジョンに掲げ、産業用ロボットや自動改札機、ホームドア、半導体製造装置、CT装置、風力・太陽光発電など、幅広い用途で採用される高信頼性のモーター等を多品種・安定供給しています。国内各地の拠点で研究開発から生産までを一貫して行っており、品質への高い信頼を得ています。
同社では化学物質に関連する頻繁な法改正に対応するため、SDSの収集、管理だけでなく、SDSの内容や成分情報を把握・リスト化し、自由に検索・抽出したいというニーズがありました。また、頻繁な法改正に伴う情報管理の負担も大きく、化学物質の自律的管理を進める中で、より高度な法規制管理を実現するためのシステム化が急務となっていました。
今回は、「Dr.EHS Chemical」の導入背景や効果について、牧野拓司様、勝村様、石堂様、牧野健司様にお話を伺いました。
導入の決め手となったポイント
安全衛生はプライスレス!業務の対応範囲を広げるシステム導入だった
必要な機能を過不足なく網羅 & Excel出力可能な点
閲覧・リスクアセスメント実施のユーザー権限が無制限
要望に対する許容範囲が広く、レスポンスが早い柔軟なサポート
1. Dr.EHS Chemical 導入の背景と課題
手作業のSDS管理の限界と頻繁な法改正への対応
最近の化学物質に関連する頻繁な法改正に対応するためには、特定の成分を含む化学物質を社内で使用している化学物質から素早く、正確に抽出することが必要となりますが、現状はSDSをひとつずつ調べてリストを作るしかなく、モグラ叩き的な対処となってしまっていました。
以前は事務局でAccessなどを活用してデータベース管理をしていましたが、情報量の増加や頻繁な法改正への対応が難しく、SDS自体の管理や更新業務で手一杯となり、成分情報や危険性情報などの情報管理にまで手が回らなくなっていたのが実情でした。化学物質の自律的管理の達成を目指す中で、現状の管理体制に限界を感じていました。
2. 導入の決め手
安全衛生はプライスレス!業務の対応範囲を広げるシステム導入だった
大前提として、当社は多品種の生産に対応するべく、製造において組み立てなど自働の工程が多くを占めるものの、手動の工程も多く残っています。だからこそ、現場で働く人の安全衛生を守ることは企業として当然の責任だと考えています。その取り組みが結果として企業価値の向上や、お客様からの信頼獲得にもつながると考えています。しかし、化学物質に関しては頻繁な法改正もあり、対応範囲が急に広がった影響で、これまで十分にできなかったところがありました。
Dr.EHS Chemicalは、その部分をシステム化によって予想以上の範囲でカバーできると考えたことが導入の大きな理由です。まさに「安全衛生はプライスレス」であり、業務の対応範囲を広げて現場を守るためのシステム導入でした。
また機能面では、当社の化学物質管理に必要な機能を過不足なく備えている点が大きな決め手でした。閲覧権限にライセンス制限がないことも高く評価しています。機能概要を確認したときに、あまりにもイメージ通りだったため思わず我が目を疑ったほどです。さらに、読み取ったデータをExcel形式で出力できるところも重要でした。システムだけでは解決できないこともあるため、Excelにデータを出力して自社用に自由に加工やフィルタリングができるのは業務上非常にありがたいです。
加えて、リスクアセスメントが実施できるユーザー権限が無制限に付与されることや、サポート体制に関しても雑談程度に話した細かいリクエストも覚えていてくれるなど要望事項に対する許容範囲が広く、その上にレスポンスの早いサポート体制も大きな評価ポイントでした。
3. Dr.EHS Chemical 導入による効果
単なる工数削減を超えた、より高度な法規制管理の実現へ
システム導入にあたっては、もちろん時間短縮や工数削減といったメリットも期待していましたが、それ以上に、これまで十分に手が届かなかった労働安全衛生の取り組みを強化できることが大きなメリットでした。
私たちが本当に実現したかったのは、「これまで十分に対応できなかった法規制管理を実現すること」です。実際にシステムを導入したことで、成分レベルまで踏み込んだ管理が実現できる手応えを感じており、単なる業務の手間削減にとどまらず、管理の質の向上に直結していると考えています。
4. 導入後の反響と実際の使用感
現場から上がる期待の声と、AI精度の着実な向上
まだ本格的な運用はこれからですが、現場からはすでにシステム利用に対して多くの期待の声が上がっています。
具体的には、「同じ製品を使用している別拠点のリスクアセスメント結果を活用したい」といった声や、「保護具が必要な化学物質の洗い出し」「PRTR対応物質の抽出」「貯蔵品一覧への転用」など、実際の管理業務での活用を心待ちにする反響が寄せられています。
また、導入前に懸念していたシステムのAI読み取り精度についても、トライアルを開始した2026年 1月頃と比べると、品名や成分情報の読み取り精度が着実に向上していることを実感しています。
5. Dr.EHS Chemical への期待
実際の化学物質管理に寄り添う、信頼のおけるサポート体制
うまく言語化できない要望も的確に汲み取ってくださり、性質的に実装困難な内容についても明確にしてくださるなど、信頼のおけるサポート対応に大変感謝しております。まだ導入したばかりなので事例も少ないですが、これから社内で徹底的にフル活用していきたいと思います。
Dr.EHS
Chemicalは、私たちが「こういう風に管理したい」とお願いしたことに寄り添って対応してくれる、現場の運用実態に即したシステムです。
サポート対応が柔軟で回答も明確ですので、「蓋を開けてみたら思っていたのと違った」ということにはならないと思います。また、AIの精度もどんどん進歩していくものだと感じています。導入時のアドバイスとしては、トライアルの際に、実際の運用を想定したデータや部門構成をあらかじめ準備してテストすることをおすすめします。
企業情報
【土浦事業所】
| 企業名 | オリエンタルモーター株式会社 (英文表記:ORIENTAL MOTOR CO., LTD.) |
|---|---|
| 所在地 | 本社 〒110-8536 東京都台東区東上野4-8-1 |
| 創業 | 1885年 |
| 設立 | 1950年 |
| 資本金 | 41億円 |
| 事業内容 | 精密小型モーターおよび制御用電子回路、小型ロボットなどの開発・製造・販売 |
| URL | https://www.orientalmotor.co.jp/ja |
まるっとわかる!Dr.EHS Chemical サービス概要資料
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(SDS管理・法令自動チェック・RA機能) - 実際のシステム操作画面イメージやダッシュボードのご紹介
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