「感性価値」という手法

6月22日と23日、1泊2日で監事を務めているNPO創業支援機構で大学院生8名と地元企業家との合同勉強会を開催するため、福島県の福島市商工会議所に勉強会に行って来た。

8名は創業支援機構の奨学生起業家論文に合格し、奨学金を授与されている院生達で、大変熱心で日曜の夜も遅くまで議論を続けた。

「感性価値」という手法

この会合の中で印象に残った点であるが、初日に講演して頂いた地元企業家の方が、「感性価値」を熱く発せられた。この方は会津のお米を世界に販売して行くことを戦略的に実行しており、その中核が「感性価値」という手法である。

それは何かと言うと、人は価格に目が最初に行き易いが、商品の出来るまでの物語などを紹介して、その物語に心が魅惑され、少々高くても納得して購入するフローを言うのである。もちろん、前提として商品やサービスが本当に良いものでなければならない。(極めて良質でなくてはならない)

世の中には「偽装」や「農薬入り」が溢れているが、本当に安全でおいしいものを購入したいと思う人は山ほどおり、感性価値がその気持ちを誘発するのではないかと思った次第。外人にも日本の歴史と農産物の成長までの過程をきちんと説明すれば、どんどん購入してくれるのではないかと思った。

私たちのサービスや製品はどうか?

弊社のサービスは既に日本、いや世界一のサービスレベルであるが、感性価値をお客様にご理解頂けているかと問うと、反省するべきところである。

7月1日から、新たな製品としてマーケティング見込み客管理システムを世に出すが、ぜひ、顧客に「感性価値」が理解できるシステムにしたいと思う。

 

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員