ドラッガーは「経営者の条件」の中で、自分の強み、従業員の強みを良く見る

ドラッガーは「経営者の条件」の中で、自分の強み、従業員の強みを良く見る。そして、それを生かした配置にすることが肝要と述べている。

まず、経営者は「自分の強みとは何か?」を自問自答し、これが自分の強みだと思える業務に集中し、それ以外は他の人に任せる。それから、従業員に対しては、その人の強みは何かを深慮し、それが生かせる配置にしなければならない。

ただし、人に合わせて組織を創ってはならない。一見、鷹揚で素晴らしい社会貢献をしているように思えるが、利益を生まない組織になり、廃れる。と言っている。

次ぎは、ドラッガーが製品(特にソフト)開発について注意していることだが、一つの製品を作ると、自己の強さとして勘違いし、だれも追いつけないように多機能化に走り勝ちで、一つの製品やサービスにより、すべてのユーザーを満足させようとする。

結果、単純な器械だったものが複雑極まりないものになり、誰も満足させられないということになる。

しかも、価格は多機能化のために、とんでもなく高くなり、使い方や補修も大変になる。

本当に、自己の強みは何か?

顧客はこちらをどう思っているか?という視点で常に考える必要があると思う。

 

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員