ピーター・ドラッカの断絶の時代
20代で腑に落ちるほど読めば、今頃、総理大臣になれたかもというほど、良かったという本を上げると下記のとおりで、若者にお勧めしたい。
しかし、私が20代で読んでも意味がわからかったのではと思うが、同じ本でも年齢とともに書いてある内容の理解度が変化するのでおもしろい。
1.ドラッガーの著書すべて
2.中国古典
韓非子、菜根譚、貞観政要、論語、孫子
ここ数日は、ドラッガーの「断絶の時代」を読んでいる。この著書は1969年に書かれたものであるが、10ページほど読むと感嘆する。
それは何かと言うと、この本が40年前ではなく、今現在で書かれていると言われても不思議ではない内容だからである。
特に、グローバリゼーションという言葉は今まさに、この時代にぴったしの言葉であるが、40年前に使われていたとは驚きである。
また、この時に「古き良きものがヘーゲルの言う螺旋階段のごとく、形を変えて蘇る」という言葉は、私の尊敬する田坂広志先生がよくいわれる言葉である。
この言葉を40年前にドラッガーが利用していたとは、本当に驚きである。
何度読んでも読み足らない本がドラッガーや中国古典各種である。