自分の限界を知って物事に当たる

 私は小学4年から柔道をやり、地元では一流、全国レベルで2流で

あったが、19歳で三段に昇段し、23歳の時には講道館から派遣されて

アフリカのザンビアの警察庁に柔道普及で2年間赴任した。最後に柔道の

小さな大会(ローカル)で優勝したのが38歳、それ以降は稽古をパタッと

止めてしまった。今は経営一筋であるが、経営にも生きていることは、自分の

限界をまず知る。自分がどこまで練習したら倒れるのか、何日、眠らないと

体がおかしくなるのか?などを体験した経験をもとに、ここ10年本当に病気や

これ以上やったら倒れるという限度を察知し、事前に調整することができるように

なった。これは本当に体験であり、経験ではない。

 最初から手加減して限度まで行きつく体験をしない人は、絶対に「突き破る経験」を

味わうことはできない。いつまでも水面下で泳ぐ魚であり、トビウオにはなれない。

トビウオはヒレを水かきだけでなく波頭から波頭へ飛ぶ、空気を泳ぐ羽に変えた。

そのことで水面上の世界を一気に経験することができた。

 進化するには限度を超えるか、ぎりぎりの体験をするしかないのである。

その時、突然、神様が教示して下さる。これが「突き破る経験」ではないだろうか?

2009年8月11日 福重 広文

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員