トラファルガーの海戦とネルソン提督
トラファルガー海戦について、年に2回程度お話ししています。
1805年10月21日、ヨーロッパを席巻していたナポレオンの軍隊である
フランス、スペインの連合艦隊とエリザベス1世の軍隊であるイギリス艦隊
との海戦です。約200年前のお話ですね。
イギリス艦隊を率いるネルソン提督は、開戦5分前に戦場に着くをモットーとしていました。
その為、フランス・スペイン艦隊が
戦場についた時にはすでに、大砲から弾丸発射の準備はすべて整って
いましたが、敵はラテン系のノリでこれから準備というようなありさまでした。
また、この時、フランス・スペイン艦隊は3分に一発の大砲を撃ちましたが、
イギリス艦隊は1分半に一発の大砲を放ったといわれています。
私の考察では、ランチェスターの法則にのっとり、1×2の2乗で
攻撃したわけで、4倍の攻撃力がイギリス艦隊にあったと言えます。
その結果、大勝利に導いたと考えます。
営業力も同じで、攻撃数がいかに大切かおわかりかと思います。
攻撃力=営業の質x訪問数の2乗
尚、ネルソン提督は残念ながら、この海戦でスペイン艦隊のマストに登っていた
狙撃兵に撃たれ、死亡しました。しかし、イギリス艦隊はほとんど艦船に被害を
出さず、勝利をおさめました。
2009年10月21日 福重 広文