シングルビジョンとマルチビジョン

11月19日、ある税理士が主催する集まりに参加した。

男女半々で、男性はほとんどが経営者、女性は20代の若者から素敵な

年齢の方まで、それぞれが素晴らしい生き方をされている人たちで2時間程度の共有空間

であった。

 

その中で在日20年以上と言うサンフランシスコ出身の米国人男性が隣にすわり、久しぶりに

英語で2時間もしゃべった。彼は大手企業の社長が海外でプレゼンする時の英語の文章を

戦略的な視点でコンサンルしている人で結構著名な方であった。

 

その彼の自己紹介でなるほどと思ったことがあったので紹介したい。

「アメリカに居るときは片目で見ていた。例えると映像を片目で見ている感じである。

日本に来て衝撃を受けたのが突然両目で様々なことが見えるようになった。すなわち、

映像をマルチビジョンで見ている感じである。」やはり、自分で積極的に外を見る。

色々な人と会話する。ということが自分の偏った知識や経験を正すのに必要だということで

あった。

 

私が同じような体験をしたのが、アフリカのボツアナであった。

この国は最近ではブラッドビットとアンジェリーナジョリーが出産したことで有名になったが、

私が訪問した時は人間の数(あえて人間と表現)と動物の数がまったく逆転した状態であった。

人間は約60万人、動物は4倍の240万頭(しか、ライオン、チータ、猿、かば、わに、シマウマ、サイ、

ハイエナ、キリン、象、イノシシ、アフリカ水牛などなど)

 

私が感じたのは動物に人が見られている。日本で見る動物園の檻の「動物」とまったく逆の世界

が、ここには存在した。これは体験したことがないとどのように例えても理解してもらえない感覚で

ある。前出のアメリカ人が言った感覚がこれに近いのではと思いつつ、体験は重要だと思った。

2009年11月21日

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員