【私の師匠達】
私が今年、すべての著書を読破すると決めた偉大な「人間学の大家」をご紹介する。
■佐藤一斎(1772~1859年:江戸)西郷隆盛が愛読した言志四録
一斎から育った弟子として、山田方谷、佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠等、いずれも幕末に
活躍した人材たちがいる。
~大欲と小欲はどちらが問題か?
大きな欲は気がついて抑えることが出来るが調子にのっている時には大欲に気がつかない。
一番、恐ろしいのは小欲で気がつかないうちに段々と大きくなる。公私混同などがその例
■中村天風(1876~1968年:明治~昭和) クンバハカ法
~命令暗示法、断定暗示法
寝る前に、鏡に映る自分に向かって「お前は信念が強くなる」と命令する。そして目覚めた時、
「私は、今日信念が強くなった」と耳に聞こえるように言う
■森信三:修身教授録(1896~1992年:明治~平成) 森信三はその生涯から「人生二度なし」の真理
を根本信条とし、「全一学」という学問を提唱した。 「全一学」とは、
1.東西の世界観の切点を希求するもの
2.宇宙間に遍満する絶対的全一生命の自証の学
3.世界観と人生観との統一の学
~読書は心の書物、人生は50Mの短距離走である。1日が一生の縮図、1日1日 を完全燃焼して生きる。
■安岡正篤先生(1898年~1983年:明治~昭和)
昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相から、中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を
務め、さらには三菱グループ、 東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、昭和を代表する多くの
財界人に師と仰がれた安岡正篤(1898年~1983年)。 安岡正篤師は、その東洋学に裏打ちされ
た該博な知識と人物としての魅力によって、日本のトップ・リーダーたちに、わが国の 進むべき道を、
常に指し示してこられました。 出典:致知出版社
■田坂広志先生(私の師匠)
『仕事の思想』(単行本/文庫本:PHP研究所)
『なぜ、働くのか』(単行本/文庫本:PHP研究所)
『仕事の報酬とは何か』(単行本/文庫本:PHP研究所)
『人生の成功とは何か』(PHP研究所)
『これから働き方はどう変わるのか』(ダイヤモンド社)
『なぜ、時間を生かせないのか』(PHP研究所)
『未来を拓く君たちへ』(単行本:くもん出版/文庫本:PHP研究所)
『知的プロフェッショナルへの戦略』(講談社)
『プロフェッショナル進化論』(PHP研究所)
2012年1月9日(月) 福重 広文