自社のシェアマップを活用したマーケティングについて
新規顧客開拓やターゲティングについてのご相談をよく受けるのですが、 今回簡単にできて、意外と実践されていない、シェアマップを使ったマーケ ティングについてご紹介したいと思います。
手順については、以下になります。
1)既存顧客の業種別、規模別(売上高、従業員数)の社数を把握する。
⇒例えば、販売先の業種が製造業で売上高が100億円未満⇒10社、
100億以上~1000億未満⇒30社、
1000億以上⇒25社だったとします。
2)業種別、規模別でどの位のターゲット数があるのか(社数)を把握する。
⇒例えば、製造業で売上高が100億円未満⇒1000社、
100億円以上~1000億円未満⇒500社、
1000億以上⇒1500社だったとします。
3)業種別、売上高の各レンジ別のシェアを把握
⇒上記の場合、製造業で売上高が100億円未満⇒10/1000社で1%、
100億円以上~1000億円未満⇒30/500社で6%、
1000億以上⇒25/1500社
で1.7%となります。
4)この結果、製造業で100億円以上~1000億円未満のレンジが6%で一番シェア が高いことがわかります。
⇒このレンジが売れる可能が高いレンジになります。
5)見込客リスト(ハウスリスト)と突き合わせを行い、まだ未コンタクトの企業を洗い出す。 (既に当該レンジで50社がコンタクト済とします。)
上記例においては、業種が製造業の場合、100億以上~1000億未満の470社 (売れ筋レンジのターゲット数500社-30社(既存顧客数)-50社(コンタクト済) =420社(未コンタクト企業数)が重点的に攻めるべく有効なターゲット企業となります。
上記のシェアマップの作成、見込客リストの精査、未コンタクト企業の洗い出し、 企業データの提供まで、弊社にて行うことができます。 新規顧客開拓やターゲティングでお悩みであれば、まずは、このような取り組み を行ってみてはいかがでしょうか、ご興味あれば是非当社にお声掛けください!