【B2Bマーケティング~中小企業の情報活用】

本日は、中小企業の情報活用について話をします。

まず中小企業という定義はというところから入ります。
業種ごとに下記のごとくとなります。(出典:経産省)

■製造業その他
資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は 常時使用する従業員の数が
300人以下の会社及び個人

■卸 売 業
資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は 常時使用する従業員の数が
100人以下の会社及び個人

■小 売 業
資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は 常時使用する従業員の数が
50人以下の会社及び個人

■サービス業
資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は 常時使用する従業員の数が
100人以下の会社及び個人

これらの業種で一番ITを活用しているところはどこでしょうか?
やはり、サービス業の情報サービス業と思われますが、PCや
ネットワーク、セキュリティ対策などではもっとも進んでいると
いうことは確かでしょう。

しかしながら、マーケティングという意味では、逆に製造業とほぼ
同程度ではないでしょうか?

マーケティングに限って言えば、小売業や卸売業の方が進んでいると
思います。それはなぜか、POSや在庫管理など売上に直結する部分で
あり、FCの加盟店であれば、もっとも進んだ情報活用がなされています。

IT系は、紺屋の白袴であり、開発系など常駐を業務としている企業は
顧客情報など名刺があれば足りるという程度でしょう。

ということで、今まではIT企業さえ、マーケティング情報は活用
していないのです。

製造業はほぼ同様です。
まして、販促部門やマーケティング部門を持っている中小企業はほぼ
ないかも知れません。

しかしながら、世間の状況は大きく変わって来ました。
それは、競争がグローバルになって来ており、敵は情報を利用するのが
当たり前に思っている欧米企業や中国企業だからです。

彼らは、「情報がいかに大事が生きるか死ぬか」の世界で生きています。
情報戦がないのは日本ぐらいでしょう。
東京はスパイ天国と言われるゆえんです。

孫子も「戦わずして勝つ」のが最上の戦略と2500年前に言っています。

中小企業の代表の皆様、現状はこのように情報戦となっているわけです。
足元を良く見つめて情報を大切にしましょう。

次回は、情報についての代理店展開の落とし穴についてお話したいと思います。

2012年5月21日(水) 福重 広文

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員