【コンクラーベ】

コンクラーベはイタリア語で次のローマ法王を選出する過程のことを

言うらしい。まさに「根競べ」なのだと思い、おもしろいので紹介した。
 私がサウジアラビアで輸入商社を経営していた時にも同様の言葉の問題が
起きた。
 それは蒟蒻(こんにゃく)である。
そもそも蒟蒻は日本以外には東南アジアに類似品はあるそうだが、同じものはない。
このKONNYAKUには2度苦い思いをさせられた。
1度目は、蒟蒻のパックに添付する内容物明細(Ingredients)の表記のアラビア語
への翻訳の時、エジプト人が上記のローマ字を音読みでコニャックと訳してしまった。
サウジのダンマンの港で税関当局に呼び出された。
「この国はアルコール禁止」だということを、知らないのか?コニャックを入れるとは、
次回は刑務所行きだぞ。今回は海中投棄で燃やす!とのこと。
 これにこりて、蒟蒻を英語に訳すしてアラビア語変換を依頼した。
またまた、重大事件、蒟蒻の英語訳は[Devil’s tongue]なのだ。
エジプト人は、このままアラビア語に「悪魔の舌」と訳してしまった。
そして、毎度のダンマン港の役人から呼び出された。
「我が国に悪魔の舌を輸入するとは、何事だ?、今回も海中投棄だ!」
いつになったら蒟蒻をおでんで食べれるのか?
 解決策は英語で「Mashed Taro Potato」にしたことだった。
言葉とはこのように大変なものである。
2013年2月25日(月) 【3594日】 福重 広文
福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員