【田坂広志・岡田武史の対話「人類の未来」第3回】

田坂広志・岡田武史の対話「人類の未来」第3回を紹介したい。
達人の会話を要約するのは、本当に大変だとわかったが、
稚拙でも紹介することを選択したい。
下記、要約、
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21世紀初頭で考える課題とは何か?
現在、国益、国際競争力などの言葉があふれている。
国の成長と人間の成長は相似である。
国にもエゴがあり、2回の世界大戦を経ても、いまだ自国の
エゴの処し方がわかっていない。
日本だけ良ければという発想は、まともではない。
これからは新しいパラダイムで考えないといけない。
世界で日本ほど豊かな国はない。
世界で最も安全で、長生き出来、教育水準も高い。
政治家も国民も、今、日本がどこに居るのかを
見つめる必要がある。
人間はエゴから成長し成熟へと向かう。
豊かになるにつれ知恵でエゴの処し方がわかるようになる。
お金を稼ぎ成功し、寄付をするなど成功した結果、
心が拡がる人も居る
しかし、お金など物理的や物質的に豊かでなくても人のために
役立つことを幸せと感じる人、満足する人、このような心の人も
多くいる。こういう人が世界を良くする
社会が複雑系(生命的)になっており、社会のエゴがあたかも
意思があるように動く、一般の人がファンドに投資して
支配側に回ることも出てきている
空気もエゴで動き共鳴する。
本人には、そのエゴがわからない。
なぜなら意識と無意識の間でエゴが動いている。
企業は存続するというエゴがある。
これからは企業システム、社会システムの変革のパラダイムが
変わる。システムが目に見えない敵となる。
今までは強いリーダ待望論、だれかが良くしてくれるという
依存心がある。悪い例がヒットラーである。
しかし、そのリーダは一般国民を冷たく見ている
これからは国民が行動を変えなければならない
国民の多くが参加し、草の根運動で国民の意思がつながる。
その直接民主主義がインターネットを利用して可能になる。
そして経済はボランタリー経済(善意)原理が始まる
リーダーはノブリスオブリージュでなくてはならない
冷やかに国民を見るのではなく、インターネットを
利用した直接民主主義が始まるのを支援する立場に
なることが必要である。
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福重所感
個人も企業も国も社会も複雑化していく中で、1人の英雄に
頼る(特に日本人はそれが強い)依存心は捨て、個人個人が
何を社会で出来るのか、真剣に考える時が来ていると
いうことではないか。
ただ、アラブの春を起こしたインターネット革命で
その国々の国民が幸せになっているかというと何とも
言えない現実もある。シリアなどはひどい状態である。
この対談を聞き人間も、企業も、国も、マズローの法則で
動いていると思った。
やはり、生理的欲求の段階では、自分のことが精いっぱい。
ということであり、豊かな日本と国民は国際社会への貢献
の時期に来ているのであろう。
エゴむき出しで迫ってくる他国は成長段階の初めのところ
にあると思えば、腹が立つことも減る。
もちろんしっかりとした対策は必要である。
孫氏は兵法で、弱い者はいじめてつぶせと教えている。
その出身国は、もちろん、その手もしくは裏の手を使ってくる。
2013年5月18日(土)【3513日】 福重 広文
福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員