【おかげさまで~元ハワイ州知事】

致知2月号の72ページ「おかげさまで」~元ハワイ州知事
ジョージ・アリヨシ氏の記事が載っていたので紹介したい。

戦後、日本語通訳として米軍の一員として日本に赴任した。

ある時に、日本の少年に靴磨きを頼んだ。
そして、「君は子供なのに、どうしてそういうことをやっているの?」
と質問した。彼が戦争で両親を亡くし、わずかな生活の糧を得る
ために、この仕事をしていることを知った。その頃の日本は厳しい
食糧難に喘いでいた。それに大凶作が重なり一千万人の日本人が
餓死すると見られていました。

少年はピンと姿勢を伸ばし、はきはきした口調で質問に答えて
くれましたが、空腹であることがすぐにわかりました。

弊社に戻って、パンにジャムとバターを塗って、少年に渡しました。
少年は「ありがとうございます。ありがとうございます」と
何度も頭を下げた後、そのパンを手元にあった箱に入れました。
口に入れようとしないことを不思議に思って「おなかが空いて
いないのか」尋ねると、彼はこう答えたのです。

「僕もおなかが空いています。だけど、家にいる三歳のマリコも
おなかを空かしているんです。だから持って帰って一緒に食べる
んです」

私は一片のパンを兄弟で仲良く分かち合おうとする、この少年に
心を揺さぶられました。この少年を通して「国のために」という
日本精神の原点を教えられる思いがしたのです。
そして、日本はこのような廃墟から必ず立ち直るに違いないと
確信を持ちました。

このことを、心にとめ、苦しい時には、いつも思い出し、
ハワイ州知事の時にも、苦難を乗り越えられたとの話でした。

以上、致知引用

私も、これからは、本当に社員のため、お客様のため、日本のため
日々、精一杯生きて行こうと涙を流しながら感動しました。

2014年2月1日(土) 福重 広文

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員