「お」なの?「ご」なの?美化語の正しい作り方

ogo言葉の前に付ける「お」と「ご」、意識せず使っているけれど、何か法則はあるのかしら?
そう考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、言葉の前につける「お」や「ご」の使い分けのルールや用例をご紹介します。
これどっちだったかな、と迷う機会が、グンと減りますよ!

「お」や「ご」を付けた用語は美化語と呼ばれているようです

例)お空、ごゆっくり

丁寧の接頭辞「お」や「ご」を付けた用語は、美化語と呼ばれているようです。
Wikipediaによりますと、

”美化語とは話者が聞き手に上品な印象を与えるために使う語のことである。
文法的に見て敬語とは言えないが、聞き手に対する配慮を示しているということで敬語に準じるものとしたり丁寧語に分類することもある。
名詞には「お」や「御(ご)」を付けたり、語彙を変えたりして作られる。”

とのこと。
名前が付いていたとは、恥ずかしながら知りませんでした。

和語には「お」、漢語には「御(ご)」

美化語にするには、
「お」 ⇒ 和語に付ける(漢語が伝わる前から日本にあった日本古来の語。やまとことば。字訓で読む語)
「ご」 ⇒ 漢語に付ける(中国から伝来して日本語となり、字音で読む語。)
という明確なルールがあるそうです。

また、日本で作られた語のうち、字音で読む語にも「ご」を付けるそうです。

普段、その言葉が和語であるか漢語であるかなんて意識していませんが、
「人柄」「体」「知り合い」など訓読みの語には「お」をつけ、
「安心」「家族」「注文」など音読みの語には「ご」をつけるなど、無意識にルールを守っているものですね。

しかし、
「誕生」「祝儀」「気軽に」「身内」など、
どちらをつけても違和感がないものや、

「食事」「時間」や「ゆっくり」のように
逆のほうが慣習として定着している言葉もあるようです。

ルールと違う表現を使っているからといって、必ずしも間違いではないけれど

いかがでしたか?
ルールと違う表現を使っているからといって、必ずしも間違いではないとのこと。
そこに日本語の奥深さ、難しさ、楽しさがあるような気がします。
とは言っても、仕事でお話しする機会が多いのは、企業の中枢を担うような高い知識を持った方々です。
そんな方々に、「この人の敬語には、何か違和感があるな」と思われないよう、
正しい敬語を使うよう普段から心懸けたいものです。

※この記事は、「ナチャブロ」(旧LG部ブログ)の人気記事を再構成して作成しております。