国「罰金3億円!アウトバウンドコールのルール違反!」
アウトバウンドコールにも国が定めたルールがあるのはご存じですか?
今回のコラムで指すアウトバウンドコールとは「企業やコールセンターから電話をかけること」です。
日本では消費者保護の観点からアウトバウンドコールにもいくつかの法律があるのはご存じでしょうか?
特に、コールセンターを運営する企業に対して特有のルールが3点あります。
さてここでクイズです!その3点とはどのような内容でしょうか?
正解は・・・???
↓
1:荷電可能時間
2:ターゲットの設定法
3:自動化ダイヤル装置の使用制限
いかがでしたか?
日本では消費者保護のため3つのルールを定めている!
1:荷電可能時間
こちらも2パターンに分けられています。
○企業:営業日、営業時間内にコールする
○個人:静謐な日常を脅かさないことをこころがけ、
活動時間と思われる9:00~21:00にコールする
企業も個人も相手の事情を考慮してコールすることが大前提です。
夜中に知人へ電話しないのと同じく、ビジネスでも当たり前のマナーが重要とされています。
2:ターゲットの設定法
○企業:
・原則は顧客リストに基づく
・市場調査は無作為抽出を用いて、ターゲットへ必ず目的を明らかにし、
了承を得ること
悪質な企業の場合、断っても名乗らず何度も何度もコールすることもあるようです。
その際は全国に設けられている消費生活センターへ連絡するのが一番だと思います。
3:自動化ダイヤル装置の使用制限
○企業:
仕様の際はターゲットに迷惑をかけない措置を講じてから使用する
自動的にコールして、つながった場合、コール担当者が会話するというものです。
このようにしてルールは設けられていますが、具体的なルールは各企業が設けることになっています。
アイアンドディーでは上記のルールはもちろん、品質重視でコール担当者は業務に取り組んでいます。
当たり前のことですが、ターゲットの状況・心境を考えてコールすることを常に意識しております。
また、国ごとに設けられているルールは違うので、どのあたりが違うのか
検証してみるとマーケティング手法の違いも見えて、面白いかもしれませんね!
英国「ハイ!ルール違反!罰金3億円ね!」
テレマーケティングの発祥がアメリカなのは有名ですが、
アウトバウンドコールの罰金が巨額な国はイギリスです。
恐らくケースバイケースですが、イギリスのルールを破ると
3~4億円の罰金の支払い命令が企業にゆきます。
日本では考えられないほど巨額ですよね・・・!
罰金があるからルールを破らないというのはおかしな話ですが、
このペナルティが企業に与えるプレッシャーは相当なものだと思います。
尚、日本やイギリスのルールも時代によって更新されてゆくので今後も要チェックです。
BtoBのアウトバウンドコールは険しい道!
「代表突破率って難しい」
「テレマ代行会社の結果が良くないなぁ~」
「営業担当が忙しいからアウトバウンドコールする時間が無いヨ」
ルールを守りターゲットの懐に入るようなアウトバウンドコールの紹介はこちら・・・
http://www.iad.co.jp/telesales/
参考サイト:
Call Center Trends
アウトバウンドの規制について [第1回 日本でのルール] http://goo.gl/t72coJ
アウトバウンドコールの規制について [第2回 イギリス UK]
http://goo.gl/nn4gS4
株式会社市場通信
コールセンター運営ノウハウ
http://www.callcenter.ne.jp/terminology/terminology_000079.html
一般社団法人日本コールセンター協会
http://ccaj.or.jp/telemarketing/