BtoBマーケティング業界の2015年の動向および2016年に向けた取り組み

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2015年は、マーケティング関連のビジネスが大幅に増加した1年ではなかったでしょうか。調査会社のレポートでも市場規模が拡大していることが明確に記されています。

・矢野経済研究所
 デジタルマーケティングサービスの市場規模(事業者売上高ベース)は2014年度208億円から2015年度は30.8%増の272億円になると見込まれる。
http://www.yano.co.jp/market_reports/C57119000

・株式会社サイバーエージェント
 2015年の動画広告市場は506 億円、前年比 160%の成長率。翌年2016年には、スマートフォン比率が過半数を占め、2017年に1,000 億円規模、2020年には2,000 億円規模に到達
http://www.cyberagent.co.jp/files/topics/11208_ext_04_0.pdf

市場の拡大に伴って、マーケティング業務へのフォーカスが始まる

マーケティング関連のツールが海外、国内問わず、導入が進んだ1年でした。

・Eloqua含む多くのマーケ関連ソフトウェア会社を買収したOracle社は「MarketingCloud」として、MAの分野に本格参入しています。
https://www.oracle.com/jp/marketingcloud/index.html」

・世界最大のマーケティング専業ベンダーである、マルケト社も2014年に日本法人を立ち上げ、2015年は多くの企業での導入実績がサイトに公開されています。
https://jp.marketo.com/

・SFA(CRM)ツールの最大手である、セールスフォースドットコム社も2012年に買収したMAツール(Pardot)などをベースにした、「SalesCloud」の2015年春に発表しています。
http://japan.zdnet.com/article/35066108/

・国内のマーケティングツール大手のシナジーマーケティング社でもマーケティングオートメーションに必要とされる機能拡張をすすめています。
https://www.synergy-marketing.co.jp/company/pr/press/2015/1208140055.html

・セミナー管理ツールとして、多くの導入実績があるシャノン社でも、マーケティングオートメーションを全面に打ち出したサイト構築を行っています。
http://www.shanon.co.jp/marketingautomation/#C0302

◎I&Dでも、「日本版マーケティングオートメーションツール」として、Dr.Marketingの最新版をリリースしました。前バージョンと比べて、開発ベースから見直しを行い、柔軟な機能追加ができるようにしております。
http://www.iad.co.jp/drm/

アカウント・ベースド・マーケティング

また、「マーケティングオートメーション」というツールが認知されるにつれてアカウント・ベースド・マーケティング(Account Based Marketing:ABM)という手法が注目をされてきています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/101900246/

日本でマーケティング活動支援を行っている、シンフォニーマーケティングの庭山社長の著作である
『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』にもこのABMという手法について、記述されております。
http://markezine.jp/article/detail/23114

Dr.Marketingについては、そもそもが、このABMの手法を実現するために開発されたツールと言える機能を持っています。

Dr.Marketingを使用しているあるユーザ様では
 ・ターゲットの見極め:売上500億以上の企業(約3500社)
 ・売上500億以上の企業データの購入、Dr.Marketingへの登録
 ・自社保有の名刺を含む個人情報のデータ化およびDr.Marketingへの登録
 ・コンタクト先のある企業、ない企業の選別
  ⇒それぞれ、アプローチ方法を変える
 ・活動結果をDr.Marketingに登録し、以後の活動に役立てる
と言った取り組みをおこなっております。

2016年は、上記外資系企業の攻勢に伴い、MAツールの導入は加速していくものと思われますが、導入後の運用方法、MAツールを使った取り組みなど、様々な課題も出てくる年になるのではないでしょうか。