イギリスのEU離脱でマーケティング部門がやるべきこと

Vote-Leave-1-300x155私は半世紀以上、ビジネスの世界に居ますが、今回のイギリスEU離脱は、グローバルで見た事件としては、半世紀で5本の指に入る大きな出来事かと思います。

私見ですが、当然、日本も巻き込んだ不況がやって来ると思います。

日本はオリンピック開催2020年までは、経済が活況を呈すると言っており、事実、安倍政権に代わって以来、経済は好調を維持して来ました。
人は色々と言いますが、新卒採用が売り手市場であることを見れば、議論の余地はありません。

ところが、今回の事件により、この流れが大きく変わると思います。
当然、政府はあの手この手の対策を打ち出しますが、マクロ的な対策で、私たち個々の企業に良い影響が出てくるのは、ずいぶん先の話になると思います。

これからは、個々の企業が守りを固めることが必要です。
守りを固めるには、

  1. 売上を上げる
  2. 経費を削減する
  3. 上記を同時に実施する

当たり前のことですが、上記を実施することです。

では、不況下のマーケティング担当が実施するべき施策を上げて見ましょう。

1.昨年まで出展していた展示会やセミナーの効果測定

あらためて、出展費用と営業受注の効果測定を実施しましょう。
そして、注文に結び付かない、無駄な展示会出展は削減しましょう。
過去の展示会出展効果測定は、簡単に実施出来ます。

2.すべての見込客の統合整理

特に過去に展示会やセミナー来場者のデータを有効活用することが重要です。
営業がフォローしていない、展示会後の来場者データは、何件位あるでしょうか?
この過去のデータにメール配信し、クリックカウントを取り、電話でフォローするなどすぐ実施出来ることがあります。

3.重複しているマーケティング管理ツールの見直し

私の知る限り、メール配信、顧客管理、Webセミナー管理、営業管理など、複数のツールを持ち、データも一元化せず、非効率で高額なツールを利用されているケースが多数あります。
この機会にこれらを1つのソフトで管理し、大幅なコスト削減とマーケティング活動の効率化を実現したいものです。

4.Webアクセス解析ツールの有効活用

良く見受けられるのが、Webにアクセスしている企業を、眺めるだけで毎月3万円以上、支払いをしている企業を多数見かけます。
Webにアクセスしている企業は、興味を持ち、ホームページを見に来ているわけですので、最良の見込客です。

このアクセスしている企業に逆に電話を使って営業をかけるべきです。
ほとんどの企業が実践できていません。
もったいないの一言です。

以上、すぐ実施できる不況下のデータの有効利用について、述べてみました。
皆様のお役に立てれば幸いです。

2016年6月25日(土)福重 広文

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員