マーケティングオートメーションで重要なユーザの声
先日弊社のユーザから、通常業務でのお話ではなく、ご利用ユーザとしての生の声をお聞きする機会があった。
その中で、なるほどと思われることがいくつかあったので、ご紹介したい。
1)お客様からのご紹介は強い
良いことも悪いことも、評判は最高の営業マンになりえる。
このユーザは、あるネットワーク商材のメーカーから商品を仕入れ国内で販売している立場にあるが、弊社のことはこのメーカーから紹介を受けたとのこと。
メーカーいわく、「マーケティングオートメーションを販売し、周辺サービスを展開している良い会社があるので一度、利用してみたら・・・」とのこと。
このメーカーの担当者は、下記のような考えにある。
- 自社製品を販売代理店に出来るだけうまく販売してほしい
- うまく販売できるようであれば、販促費用をある程度販売代理店に支援する(一般にはコープファンドと言われる)
メーカーが紹介すると言うことは、このようにお金の面まで工面してくれる可能性があり、私たちのようなMAツールを展開している企業は、メーカーにアプローチすることも大変重要なのだと気づかされた。
2)自社開発はかなり問題を抱える
このユーザは、IT関係の販売会社であり、技術者も相当数社員として抱えており、当初は顧客管理システムを自社開発していた。
ところが、下記のような理由で自社開発を断念した。
- 自社開発は社内のコンプライアンスなど、制約条件が多すぎて調整に時間がかかる。
- 申請などが、めんどうなことが多い。
- 営業マンは自分の顧客を開示したがらないし、入力が面倒だと入力しない。
よって、アウトソーシングでしっかりやってくれる企業があれば、そちらを利用した方が、安価で早く立ち上げが出来ると判断された。
3)エクセルやアクセスとの相違点
- 数万件の個人データになると、重複が簡単に処理できない
- データが壊れやすい
- スコア機能がないので、優先的に攻める決定が出来ない
個人名がなく、法人名だけを攻めたい場合、売上や業種などで攻める順番が簡単に表示される機能は大切
結果、使用に耐えないことがわかった。
4)外資系メーカーと国内企業の営業マンの対応
最後に、外資系メーカーと国内企業の営業マンの対応について厳しいお言葉をいただいた。
外資系企業の営業マンは、上から目線で、「教えてやるよ」と言う感覚。
でも、日本企業は、クラウドでも、柔軟に対応して改良してくれるので、そこが全然違うとのこと。
以上、マーケティングオートメーションを導入されたお客様の生の声として、ご参考に願いたい。