「情報の意味」

「情報の意味」

今年初めてのブログは「情報の意味」について考えたい。

アメリカのトランプ大統領が誕生したが、ロシアの情報戦が勝利に貢献したと言われている。ロシアに都合の良い人を当選に導いたと言える。
なぜ、このようなことが起きるのか?順番に説明したい。

情報戦の意味とは?

情報とは、英語でInformationであり、収集することから始まる。
Informationは名詞であり、動詞はinformである。
辞典では、心・頭(in)の中にformする。形作る→知らせる、話を形作る、告げ口する、密告する、・・・に影響を与えるとある。
すなわち、頭の中に形づけることと捉えることが出来る。

この意味とロシアが実行したと言われている情報戦を考えると腑に落ちる。その結果、トランプ大統領が誕生したわけだ。

ほとんどの国には、情報収集・諜報機関がある。情報を集めて知識が生まれ、知識から知性や知恵や見識が生まれる。その知恵や見識を使って(諜報・プロパガンダ)、政治家は国の方向性を決める。

さて、日本国の状況を見てみよう。
孫氏の兵法に、「敵陣に味方を作る」と言うのがある。

聞いた話ではあるが、東京は世界で最もスパイが簡単な都市なのだそうだ。
なぜなら、日本の情報機関はあってない程度の人数だからだ。
また、いざ鎌倉の時に最も重要な警視庁の警官が、1年に何発の拳銃の弾を訓練に使えるか知ったら、東京都民、いや世界のPOLICEは驚くだろう。
(知りたい人は、東京都庁に警察官の訓練用の弾の予算を確認してください)

ついでに、最近の日本の若者が知らないアングロサクソン専用の巨大な組織のアンテナが日本の三沢基地にあることもお伝えしておく。
それはエシュロンと言う。ネットで調べると簡単に出てくるので意味は言わない。
もちろん、この巨大な情報網に日本は入れてもらえない。

戦略的な諜報戦

さて、日本の情報機関の中心となるのは、新設された国家安全保障会議(日本版NSC)や内閣情報調査室である。

他の情報機関として、警察庁警備局(公安警察)、外務省国際情報統括官組織、防衛省情報本部、公安調査庁、海上保安庁警備救難部などが挙げられる。

中国や韓国など、諜報の教科書である「孫氏」の兵法が当たり前の国では、情報戦略は最も大切な戦略なのである。なぜなら、孫氏いわく、戦略とは「戦いを省くこと」、最も良い戦い方とは、兵が戦わず勝利することと明言している。

例えば、敵の領地や民、兵隊が無傷でこちらの見方になれば、兵站も無事、兵力は一挙に拡大、こちらの兵隊も傷つかず済ませることが出来るからである。

このためには、ありとあらゆる諜報戦を仕掛けることが当たり前である。
現在、中国が70年前以上の歴史認識を持ち出し、韓国が慰安婦問題を持ち出しているが、これなど、典型的な諜報戦、プロパガンダとして、戦略的に実施しているのである。

だから、その国のトップからテレビ局などの報道機関、有識者、一般国民、ネットなどすべてを戦略として実施しているので、一糸乱れがない。

ヘーゲルの法則「量的変化は質的に変わる」、大量のプロパガンダを流し続けられると、人の脳はin-formされ、いつの間にやら嘘も本当になる。いわゆるサブリミナル効果が生まれる。国民の考えまでもが、敵の情報を信じるようになってしまう。

だからカウンターインテリジェンスを実施しないと情報戦略で負けるのである。

最近では、サイバー攻撃で他国の情報を盗むのは常態化しているようだ。
日本人は、小さい頃から、「人のものを盗むのは良くない」と道徳教育されてきている。だから、サイバー攻撃で他の国の情報を盗むなど、気が引ける国民なのである。

海外に行けば、貧乏人がお金持ちから何か盗むのは悪いことではなく、当たり前の事なのだとわかる。そして、許されることなのだ。
だから、形のない情報など盗むことは何とも思わない。

さて、これだけ情報が溢れると、どれが真の情報か見極める力が問われる。
当然、テレビ、新聞、週刊誌など、敵陣からかなりの日本人が操作されていると思う。(お金やハニートラップで)

だから私たちは、これらマスコミが流す情報をうのみにしては絶対ダメだ。
注意して見ていないと危ない。

さて、次回は、BtoBで扱う個人情報の保護について話してみたい。

2017年1月22日(日)

福重 広文
福重 広文

起業家支援財団評議員, 起業家支援財団学生奨学金審査委員